10日でサーバー立ててみる4
・vi(vim)エディターでファイルを編集する方法について
範囲:CHAPTER01,LESSON05
LESSON5ではプロセスの確認方法について学びます。プロセスとは、プログラムがメモリ上に展開されている状態を指す言葉で、Windowsではタスク、Macではアプリケーション、汎用機ではジョブと呼びますね。サーバーを運用する上で、サーバーの状態を確認することは必須です。プロセスを確認することでサーバーの状態が確認できるようになります。
さて、今回の注意点としてはp60の”プログラムの強制終了とリロード”という項目ですね。ここではkillコマンドを用いてTERM/HUPシグナルをcupsdプロセスを送っています。本文ではTERMシグナルを先にcupsdシグナルへ送っているので、当たり前ですがcupsdプロセスは終了してしまいます。そうするとHUPシグナルへをcupsdプロセスへ送ることができません(cupsdのPIDが不明なため)。もちろんシステムを再起動すればcupsdプロセスは復活するのでシグナルを送れるのですが、めんどくさいと思います。そのため、HUPシグナルを先に送り、その後TERMシグナルを送るという順序で本書を進めたほうが良いと思います。
これでCHAPTER01は終了です!
次回からはCHAPTER02に突入したいと思います。