マイニチテック

コンピュータ関連書籍(サービス)を実際に読んで実践し、内容の要約・解説を実況していきます。

CentOS6.5(Virtual Box) を便利にする小技!

今回は「10日でおぼえる Linuxサーバー入門教室」関連としてVirtualBox上で動かしているCentOSを使いやすくする方法を紹介します。


-使用環境-

  -VirtualBox 4.3

  -CentOS 6.5


タイトルで”便利にする小技!”とか書いていますが、実際のところ一般に知られている方法なので小技でもないですね(汗)

では何をするのかというと、Guest Additionsをインストールします。そのくらい自分でもできるよ!と言われそうですけど、ちょいちょい注意点があるので一応手順を紹介していきますね。

 

と、その前にGuest Additionsをインストールするとどんな良い事が起きるのか…

  1. ホストOSとゲストOS(CentOS)との間でマウスカーソルをシームレスに移動させることができるようになる。
  2. CentOSをフルスクリーンで表示できるようになる。

 ホストキー(デフォルトではRight Ctrl Key)を押さずにホストOSへポインタを移動させられるのは地味に便利です(笑)

 

それでは手順の紹介に戻りましょう。

  1. VirtualBoxCentOSを起動し、メニュバー->[デバイス]->[Guest Additions のインストール]を選択します。
  2. デスクトップ上にVBOXADDITIONS_4.3.12_93733(※数字の部分は自分の仮想CDの数字に置き換えてください)が現れていることを確認。
  3. ターミナル(端末)でroot権限のユーザーにログインします。
  4. カーネルソースコードのインストールを行います。

      # yum -y install gcc

      # yum -y install kernel-devel

  5. Guest Additionsの中に入ります。

      # cd /media/VBOXADDITIONS_4.3.12_93733

  6. 最後にインストールを開始しましょう。

      # sh VBoxLinuxAdditions.run

      ※Building the main Guest Additions moduleで失敗する場合は再度カーネルを   インストールしてみてください。

 

CentOSを再起動してみてフルスクリーン表示できたら成功です。