10日でサーバー立ててみる2
前回の内容
範囲:CHAPTER01,LESSON01
LESSON1ではCentOSのダウンロードとVirtualBox(仮想マシンソフト)のインストール、仮想マシンの作成、仮想マシンにCentOSをインストールすることを行います。 仮想マシンにCentOSをインストールする作業以外は基本的に分かりにくい作業とかはありませんでしたが、注意点があります。
※CentOSのisoイメージは約4GBと結構大きなデータとなっているため、通信環境によっては何時間かかかってしまうかもしれません。
本の通りに仮想マシンにCentOSをインストールするとホストOSでインターネットに繋げなくなると思われます。実際私はそうなってしまい焦りました(笑)
その原因はp28の「ホスト名とネットワークの設定」という作業にあります。忠実に本の通りにやると、IPv4のセッティングで、ホストOSと同じIPアドレスを入力することになります。 VirtualBoxマネージャの設定でネットワークの割り当てをNATにしている場合はこれでも問題ないのでしょうが、今回はブリッジアダプタに設定しているため、ホストOSのIPアドレスとはことなるアドレスを入力しなければならないようです。そのため、IPアドレスの4ブロック目をホストOSとは異なるもので設定してください。
範囲:CHAPTER01,LESSON02
LESSON2は基本コマンドを暗記すれば良いと思うので、特に注意点とかはありませんが、p44の「図13:ls -lによるファイル・ディレクトリの詳細表示」でアクセス権について触れられていないため、簡単に説明します。r,w,x,-という文字が並んでいますが、これはパーミッション(ユーザーのアクセス権のこと)を定義しています。
- rは読み込み
- wは書き込み
- xは実行(開く)
これを組み合わせてアクセス権を表しています。 次回はCHAPTER01,LESSON03以降を取り上げていきます。